35歳からの妊活・出産に効果あり!なし!レポート

妊娠中の今&これまで取り組んだ事のブログ。不妊治療・切迫流産・妊娠糖尿病に悩む方へ、35歳で妊活を始めた私の経験が役に立てば嬉しいです。

体外受精の胚移植の前のホルモン補充周期

じっくりと臨んだ体外受精

不妊治療で体外受精を選び、採卵を終えて移植する胚(受精卵)も決まって、胚移植をする日を待つ状態になりました。
それまでの経緯を振り返ると、私は多嚢胞性卵巣症候群PCOS)で自力で排卵することがほとんどないため、採卵のための卵を育てるために排卵誘発剤を使いました。
tomihachi.hatenablog.com

また、同時にたくさんの卵が育ち卵巣が腫れてしまったため、採卵後にすぐ胚移植(受精卵を体に戻すこと)ができず、1周期開けてから移植するスケジュールとなりました。
少しでも早く妊娠したい私は1周期も無駄にしたくなかったですが体の問題でどうしようもなく、1周期はいろいろなことを考えたり調べたりしながら過ごしました。
今となっては、その間にどの胚を移植するかじっくり考えることができ、鉄分や抗酸化作用のある食べ物で体作りもできたので、無駄な時間ではなかったかなと思っています。


胚移植に向けて体にホルモンを補充

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さて、その採卵から胚移植までの1周期に何をしたかというと、ホルモン補充です。
(そのためこの期間はホルモン補充周期と呼ばれます)
まず、薬で生理を起こさせて体をリセット。
出血した生理1日目から「エストラーナテープ」というシールを腹部に貼り、ホルモンを体に入れていきます。
体の外側から、皮膚を通じてホルモンを補充していくというやり方に驚きました!



妊娠判定まで続くエストラーナのホルモン補充

エストラーナテープは楕円形の肌色のシールで、長径3.7cm、短径3.1cmとそれほど大きくありません。
月経1日目~9日目までは2枚ずつ、2日に1回のペースで貼り替えながらホルモン補充をしていきます。
11日目は4枚、13日目は6枚、15日目は8枚にまで増え、お腹がシールだらけに(笑)
その月経15日目にクリニックで受診し、子宮内膜の厚さが7~8mmを超えていたら胚移植の日が決まります。
私は月経22日目頃に胚移植をすることになりました。



ちなみに、エストラーナは月経17日目以降も4枚ずつ2日に1回のペースで妊娠判定まで貼り替え続ける必要がありました。
それだけ、人工的にホルモンを体に入れ妊娠をサポートしていく必要がある、ということです。
不妊体質だと妊娠に至るまでには本当にたくさんの努力や医療の力が必要なんだな…と実感しました。
胚移植の日まで、シールを貼り替え忘れないよう気をつけて過ごしました。
胚移植についてはまた別の記事で書きます!