35歳からの妊活・出産に効果あり!なし!レポート

妊娠中の今&これまで取り組んだ事のブログ。不妊治療・切迫流産・妊娠糖尿病に悩む方へ、35歳で妊活を始めた私の経験が役に立てば嬉しいです。

不妊治療・体外受精のための胚(受精卵)のグレード

体外受精のカギを握る胚のグレード

採卵が終わり、後日クリニックで受精させた卵=胚のグレードについて説明がありました。
私の場合は採卵した39個のうち、受精して問題なく成長した胚が14個あり、全て凍結しました。
多嚢胞性卵巣症候群PCOS)のため、たくさんの卵が育った卵巣の腫れを考慮して、1周期開けて移植する(体に戻す)流れです。
tomihachi.hatenablog.com
それらの胚14個にはグレードがついていました(そのうち1個が8分割期で凍結したもの、13個が胚盤胞)。
グレードを記載した表とともにクリニックから説明がありました。



胚のグレードの意味

胚のうち胚盤胞のグレードは数字とアルファベットで表されます。
例えば、「4AB」「5BB」など。
何を意味しているのか調べてみると専門用語がたくさん出てきて難しいのですが…
数字は成長度合いを表すもので、1~6まであり、数字が大きいほど孵化に近づいている状態、とのこと。
基本的にグレード3以上の胚盤胞であれば凍結保存するそうです。
アルファベットは細胞の数の多さを表していて、A~Cまであり、Aが一番質が良いものです。
こちらの記事に比較的わかりやすくまとまっていて、勉強させてもらいました↓
受精卵の成長の過程と、グレードと着床率の関係について教えて!|ウィメンズパーク

私の胚のグレード

私の胚盤胞13個を見てみると、グレード3が1個、グレード5が3個、残りはグレード4でした。
アルファベットは質が良いとされるAAが2つありました。
お医者さんからは、その凍結胚のグレード表を見て移植日までにどれを移植するか考えてきてください、と言われました。



どの卵を自分の子どもにするのか…
よく考えてみると、これってかなり重要な選択ですよね!
すでにどれも受精していてある程度成長したもの、つまり命が始まっているのです。
縁のない人から見たら「体外受精は神の領域だ」などととらえられるのも理解できます。
いろいろと考えていると、グレード表に書かれた単なる数字とアルファベットがとても特別な意味のあるものに見えてきました。

お医者さんと相談の上、どの胚盤胞を選んだのか、また更新します。