35歳からの妊活・出産に効果あり!なし!レポート

妊娠中の今&これまで取り組んだ事のブログ。不妊治療・切迫流産・妊娠糖尿病に悩む方へ、35歳で妊活を始めた私の経験が役に立てば嬉しいです。

不妊治療のデータ・体外受精の成功率と費用

不妊治療で気になるのが治療期間やお金の問題です。
私は結婚が遅めだったので、もしかしたら妊活に苦労して不妊治療にお金がかかるかもしれないと思っていたので、独身時代から貯金をしていました。
実際に多嚢胞性卵巣症候群PCOS)と診断され不妊治療をスタートすると、お金がどんどん出ていきました。
1回の診療で数千円だった金額が、気づけば1回数万円になり…。



ただ、早く結果を出すことが長い目で見たら出費を抑えることになるはず!と思ったこともあり、体外受精を選びました。
また、治療が長引くと自分の精神的ストレスが大きくなって耐えられるかわからない、という不安もありました。
tomihachi.hatenablog.com
ここで、私が通っていた不妊治療クリニックから提供された、体外受精の成功率や費用などの情報をご紹介します。

体外受精胚移植法(IVF-ET)について>
精子卵子を体外で受精させ、数日間培養後に子宮に戻して妊娠を成立させる方法。
体外受精胚移植も含む治療法、という認識です。

体外受精の妊娠率>
移植あたり妊娠率 23.3%(融解胚移植の場合は34.2%)
採卵あたり妊娠率 9.5%
※日本産婦人科学会 日本における551施設の成績 2013年

体外受精の費用>
1周期 排卵誘発から胚移植まで 約35万~80万円
※診察回数や顕微授精の有無などによって料金が変わる。



以上のような内容が書かれたパンフレットをもらいました。
妊娠率は学会の少し古いデータなので、クリニックによってはもっと成功率が高いかもしれません。
費用についてはかなり幅がありますよね。
体外受精の中に、さらに高度な「顕微授精」という方法があることも初めて知りました。
顕微授精は卵子精子を直接注入する方法で、精子卵子の状況によって行われることがあるそうです。

人によって処置が若干異なりますが、体外受精の基本的な流れは

排卵誘発→採卵→受精させて培養→胚移植

となります。



変な例えかもしれませんが、生物学や畜産系の授業に出てきそうな内容ですよね…(^-^;
実際に、不妊治療に携わる胚培養士さんは農大で牛などの繁殖を学んだ畜産関係の学科出身の方が多いようです。
(妊娠に至るかどうかについては、胚培養士さんの腕もかなり重要だそうです)

多嚢胞性卵巣症候群PCOS)の私の場合、体外受精をどのように進めたのかや期間や費用などはまた別の記事でお伝えします(^^)/