私の不妊治療に効果あり！だったステップアップ

結婚して妊活を始めてから悩まされている私の不妊の原因・多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）。
未熟な卵胞がいくつも卵巣にたまってしまい、排卵されないという症状です。
診察を受けたり情報を調べたりする中で分かったことは、完治することはほぼ無い、ということです。
医学が発達した今でも治すことができないなんて…
悲しくて受け入れるのが難しいですが、病気というより自分の体質だと思うようにしました。

私が救われた言葉は、お医者さんの「多嚢胞性卵巣症候群は、排卵さえすれば妊娠できるから」というものです。
不妊の原因には様々ありますが、多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）の場合は卵子のもとになる卵胞はちゃんとあるのです。
自力では排卵させられないので、生殖医療が発展していない時代だったら私は妊娠できなかったと思います。
でも、今は治療方法がある。
そんな時代にいる私はラッキーだ！と前向きにとらえるようにしました。

ただ、排卵させるために最初にチャレンジした治療法（クロミッドを服用）では排卵しませんでした。
次の段階の排卵誘発剤の注射による治療では、2周期目にしてなんとか排卵。
でも残念ながら妊娠しませんでした↓
tomihachi.hatenablog.com
不妊原因の一つの排卵障害は、人によって軽度～重度と症状が異なります。
クロミッドの治療を1周期で終えて、すぐに注射に移ったのは良かったと感じています。
注射なら排卵するということが早く分かったからです。
効率的という意味では、このステップアップは私の不妊治療には効果あり！でした。
ただ、排卵した後に私の体の中で受精するかどうかは…確率の問題だと感じました。
そうなると次に確率を上げるための治療は、確実に受精させる＝体外受精、となります。

私の通っている不妊治療専門のクリニックには体外受精のパンフレットが置いてありましたが、なんとなく気が進まず、読んだことはありませんでした。
排卵誘発剤の注射をして2周期試して妊娠できなかった私は、もう1周期注射をして妊娠を目指すか、ステップアップするか、迷っていました。
そんな時に背中を押してくれたのが、お医者さんではなくクリニックのベテラン看護師さんでした。
このクリニックは患者が多くいつも予約が詰まっているので、お医者さんとの会話は専門的な内容に絞らなければいけないような雰囲気があり、それ以外の悩みや小さい疑問は看護師さんに答えてもらっていました。
（もちろん、医師でないとわからないことは、先生に確認を取ってから返答してくれます）
その看護師さんに、今後の治療方法への迷いを相談した時にアドバイスをもらうことができました。
また更新します(^^)