35歳からの妊活・出産に効果あり!なし!レポート

妊娠中の今&これまで取り組んだ事のブログ。不妊治療・切迫流産・妊娠糖尿病に悩む方へ、35歳で妊活を始めた私の経験が役に立てば嬉しいです。

不妊治療専門病院での初期検査は大変だけど効果あり!

町医者から不妊治療専門の病院へ

近所の小さな婦人科クリニックで紹介してもらい、より詳しい検査ができる不妊専門病院へ行きました。
近所のクリニックの先生によると、

不妊治療は慶応大学病院の技術がとても進んでいる。そこか、慶応出身の医師がいる病院が良いでしょう。」

とのこと。



慶応病院は遠かったので、慶応出身のお医者さんがいる病院を紹介してもらいました。
慶応大学病院に勤めている知り合いに話を聞いても評判が良かったので、その病院に行くことにしました。
不妊治療の病院はもしかしたら長くお世話になるかもしれないので、妊活中の方は評判や通いやすさなどを考えて、選ぶときはよく調べるのをおすすめします。

電車を乗り継いで1時間弱、少し遠いのがネックですが、行ってみて最初の印象は…とてもキレイ!
平日でしたが待合室には何人かの患者さんが。
私と同じ歳くらいか、もっと上と思われる人、夫婦で来ている人もいました。
雑誌コーナーには不妊関連の本や妊活の雑誌、さらに体外受精について書かれた病院からのリーフレットもありました。
初めて見るようなものばかりです。

私もついにこういう所にお世話になる時が来たんだ…
これからどんな治療へと進むのか、いつまで続くのか、そんなことを考えながら診察室へ。
担当は40歳前後と思われる穏やかな感じの男性のお医者さん(この病院には男女数人ずつの医師がいました)。

不妊治療のための基本的な初期検査

自分の多嚢胞性卵巣症候群PCOS)についてと、早めに子どもが欲しいことなどを伝えると、まず一通りの詳しい検査をすすめられました。
それらの検査の数の多さにびっくりしました!内容は、

・血液検査(肝炎やHIV、貧血ではないか、などを調べる)
・超音波検査(子宮と卵巣の状態を見る)
・子宮卵管造影検査(卵管がつまっていないか)
・ホルモン値測定(採血し卵巣機能などを調べる)
・その他、男性側の検査

など、多岐にわたります。
私は不妊原因は多嚢胞性卵巣症候群PCOS)とわかっているので、時間とお金がかかるこれらの検査は必要ないのでは?と言いました。
保険ではなく自費で受けなければならない検査も多いのです。
でも、先生いわく、「不妊の原因は一つとは限らない。その他の原因に気づかず治療を続けて、後で他の原因がわかったら、結局またやり直すことになってしまう」とのこと。
最初に詳しい検査をして体を十分に調べることが、妊活の近道だと教えてくれました。



一日でも早く…と思っていた私は、そのアドバイスを受けて納得しました。
さらに、ある検査には嬉しいメリットが。
「子宮卵管造影検査」は、卵管に液体を流してみて、卵管がつまっていないか確かめる検査ですが、その液体が流れたときに卵管のつまりが取れ、検査後しばらくの間は妊娠しやすくなるんだそうです!
卵管造影検査後の「ゴールデン期間」と呼ばれていて、その期間は数か月から半年と言われています。

ほとんど全ての検査を受け結果が分かったのはそれから2週間以上後で、結局、多嚢胞性卵巣症候群PCOS)以外は問題ありませんでした。
でも、これで迷わずに治療の方向を決めることができたので、不妊治療専門病院での検査は効果あり!でした。
この日から、一応、私のゴールデン期間もスタートしました(^-^;