35歳からの妊活・出産に効果あり!なし!レポート

妊娠中の今&これまで取り組んだ事のブログ。不妊治療・切迫流産・妊娠糖尿病に悩む方へ、35歳で妊活を始めた私の経験が役に立てば嬉しいです。

不妊治療・体外受精でいよいよ採卵の日

多嚢胞性卵巣症候群PCOS)のため不妊治療に通い、体外受精をすることに決めてお腹の中で卵胞を育ててきました。
排卵誘発剤を連日注射してようやく採卵日となりました。
数種類の薬を使いながらお医者さんにちょうど良いサイズになるまで卵を育ててもらい、ここまでたどり着けて一安心でした。
tomihachi.hatenablog.com
お腹の中に卵がたくさんあるんだ…と思うと、なんとなく巣で卵を温める親鳥のような気分(笑)
ちなみに私は採卵日になってもそれほどお腹の張りは感じませんでしたが、多嚢胞性卵巣症候群PCOS)の人は卵がたくさんある分、卵巣が腫れやすく採卵前から痛みを感じる場合もあるそうです。



採卵日当日のスケジュールは、

8:30頃 来院。着替えて麻酔をして採卵開始。
9:00過ぎ 採卵終了。しばらくベッドで安静。
11:00 水分補給&軽食
11:30 帰宅

という流れです。
この日は朝から一切の飲食禁止でした。

来院してまず説明を聞いて、その後普段とは違うフロアに移動して着替えて採卵の時を待ちました。
初めて足を踏み入れたそのエリアは、主に採卵と移植の患者さんが過ごす場所。
ベッドが5床ほどあってカーテンで区切られていました。

採卵を行う処置室に移動するとさすがに緊張しました。
でもすぐに麻酔(点滴)が効き、採卵中のことは覚えていません。
気づいたら採卵が終わっていて、意識がもうろうとする中、処置台から降りてベッドへ移動ししばらく休みました。
すると、麻酔が切れてきたころでしょうか、お腹に激痛が…
なんで!?卵は採ってもらったはずなのに、お腹がすごく張って痛い(>_<)
看護師さんに尋ねると、これが卵巣の腫れとのこと。
今までに経験したことのない痛みでした。



その日は午後だけ仕事があったので、「こんな状態で仕事できるのかな」と不安になりましたが、その時は寝て安静にしている以外にできることはありません。
しばらくしてクリニックが用意してくれた飲み物と軽食が出てきました。
朝から何も食べていなかったので、楽しみで少しだけ気分が晴れました。
飲み物はまずお水、その他フロアにあるウォーターサーバーのお湯で、ノンカフェインティやインスタントカフェオレなど好きなものを選んで作って飲むことができます。
軽食は、サンドイッチと甘いラスク、パウンドケーキやフィナンシェなど小さな焼き菓子のセット♪
妊活中は甘いものを控えていたので、この日のお菓子類はごほうびのように見えました~
でもまだ妊娠したわけではないので、クリニックではサンドイッチとお菓子1口だけ食べて我慢。
後は持ち帰らせてもらい、数日かけてじっくりと味わいました(^-^;

その後、看護師さんから採卵個数を告げられました。
採れた卵はなんと…

39個!

多嚢胞性卵巣症候群PCOS)の人は多く採れると聞いていましたが、こんなに多いとは驚きました。
そりゃ卵巣が腫れてお腹が痛いはずだわ、と納得。
通常は1か月に1個だけ大きくなって排卵するものが、39個もお腹の中で大きくなり溜まっていたわけですからね。
39個のうち、何個が受精に使えるもの卵なのかはその日はまだわからず、後日説明を受けることになりました。



私はお腹の痛みが少しでも治まるよう願いながら、ぎりぎりまでベッドで寝かせてもらってからクリニックを出ました。
採卵からの退院後の注意点としては、

・無理せず安静に(車や自転車の運転は不可)
・食事には制限なし
・夜はシャワーのみ可。入浴は翌日からOK
・仕事は翌日からを目安に始めること。出血や腹痛があれば無理をしない

などです。
私は午前に採卵して午後から仕事が入っていましたが、ほとんど座っている仕事だと伝えたところ問題ないと言われました。
お腹はとても痛かったですが、なんとか仕事は終えられ、その後も体調が悪くなることはありませんでした。
出産に比べたらなんてことない痛みだと思いますが、それから数日間はお腹が破裂しそうな今までに経験したことのない痛みとの戦いでした…
また更新します!